Windowsのデフォルトでインストールされている「ペイント」で簡単な加工しか経験のない、要するに画像編集ソフト初心者な私がお送りします。
Windows歴が長く、Macも画像編集もひよっこのピヨピヨさん。
そんな私にも、使えそうな画像編集・加工できるフリーソフトを探した結果、『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』を1年以上使ってみた理由と使用感のまとめです。
それでは早速みていきましょう。
画像編集ソフト初心者が『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』に決めた理由
画像編集・加工ソフトというと最初にイメージしたのは、PhotoshopとIllustratorでした。
しかし、プロ御用達な高度な有料ソフトを最初から購入したり、お試しするにも体力と勇気がいるのでハードル高めと感じました。
では他の画像編集ソフトは?と、少しググっただけでも沢山のソフトがでてきます。選ぶのが大変。
そこで自分なりの、画像編集ソフトを選ぶ基準を設けることにしました。
4つめは用途になりますが、写真のようなCG加工処理は一切なく、する予定もないのでイラストやお絵かき系ツール寄りで、簡単かつ基本的な機能があるソフトを前提に探しました。
以上の条件をほぼ満たして、Photoshopと同等程度の画像編集を行うことができるので、愛用者も多いという「GIMP」とは最後まで悩みました。
「Photoshopと同等程度の画像編集」という魅力的なワードですが、果たして使いこなせるか?そもそも、そんな高度な加工の機能を使うのか?という点で見送ることにしました。
それに、高度な機能がある=操作が複雑、または初心者には扱いにくいのでは?という事や、いくつかの画像編集ソフトの比較サイトで「GIMP」の操作性が△いまひとつな評価であった事から『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』に軍配が上がりました。
その『FireAlpaca』が、まさに前提通りのお絵かき系ツール寄りで、簡単かつ基本的な機能があるソフトだったのです。
『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』の使用感
基本的な操作は『イラストTips集「アルパカ学園」』が参考になります。
何だかんだで1年以上使ってきましたが、こんな使い方できるのか?などの疑問も
「ファイアアルパカ ○○○」とググれば、殆ど解決するほど誰かしら参考になる記事を残して下さっていて、大変助かりました。
しかし、これが本当に重要なんです。
というのは、初心者だから「可能な事?不可能な事なの?」すらわからない。これにつきます。
一般的にはどうなのか判断ができないのです。
また、可能であったとしても的確にその機能を表現できないため、検索するのも一苦労。
なので、ある程度の利用ユーザーがいる人気のフリーソフトを選んで良かったと強く実感した部分です。
『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』を使って良かった点
「FireAlpaca」でよく使う機能たち備忘録
ここでは、FireAlpacaで「こんな事したいけどできる?やり方は?」と、過去に調べたものの中で特に多用している機能です。
では、順に書き留めておきます。
白背景を透過処理
その名の通りですが、白い背景を透過(透明にする)処理をする事です。
「FireAlpaca」で透過処理する手順
1. メニューバーの「選択範囲」→「レイヤーを元に作成/輝度」
2. メニューバーの「選択範囲」→「反転」
3. メニューバーの「編集」→「切り取り」
4. メニューバーの「選択範囲」→「解除」
ここまでで、背景透過は完了です。
ただし色が薄くなっているため、色を濃くする場合は以下の5からの手順も行い調整します。
5. メニューバーの「ツール」→「選択」(左の四角の点線で)選択範囲を作る。
6. メニューバーの「編集」→「コピー」
7. メニューバーの「編集」→「貼り付け」
8. メニューバーの「選択範囲」→「解除」
※5~8を好みの濃さになるまで繰り返す。
画像によって精度の満足度合いは、個人差があるかもしれません。
専用の透過処理アプリやWebサイトも沢山ありますので、(自己責任にて)色々試すのも良いでしょう。
色を一括で塗り替え
線や選択した範囲を一度にまとめて、色を変更したい時に便利な方法。
レイヤー内の(透明背景以外)の色を変更していきましょう。
「FireAlpaca」で色を一括で塗り替える手順
1. カラーウィンドウから変更したい色に指定する
2. 目的の「レイヤー」を選択し上の「透明度を保護」にチェック
3. レイヤー内全て色変更する場合、
メニューバーの「レイヤー」→「塗りつぶし」
4. レイヤー内の一部の色変更する場合、
好みの選択ツールで指定してメニューバーの「レイヤー」→「塗りつぶし」
5. メニューバーの「選択範囲」→「解除」
もちろん、ブラシや図形塗りつぶしもできます。
線画を抽出
これは写真画像や手書きのイラスト、またはスキャンした画像を元に線画を抽出する(輪郭の線を抜き出す)方法です。
これは上手く手書きができない・時短したいなど目的は様々ですが、手書きで輪郭線をなぞる「トレース」という作業を自動で行ってくれる機能です。
「FireAlpaca」で線画を抽出する手順
1. メニューバーの「フィルタ」→「線画抽出」
2. 「線画抽出」のウィンドウが出るので適したパラメーターに調整しノイズをカットする
パラメーターは、少しずつ試しながら適宜、調整していく感じです。
まとめ
画像編集ソフト探しの参考になりましたか?
- 初心者がMacで『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』を使った理由
- 『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』の使用感
上記、2つのまとめでした。
自分メモ兼、何処かの誰かのお役になれば。
To be is to do.
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